紫の帳(認知を得ず) [過去詩]
紫の帳(認知を得ず)
晴れ間も無い
空を見上げつ
口笛細く
吹き募る
日溜まりの中で
老い狂う
愛しき故の
ささくれが
反り返り
血の滲む程に
夢から覚めての
うつつが怖い
夢見る人の
うつつもまた夢
上気した額に
甦る
小さな記憶の
意地悪が
紫の帳の中で
晴れ間も無い
空を見上げつ
口笛細く
吹き募る
日溜まりの中で
老い狂う
愛しき故の
ささくれが
反り返り
血の滲む程に
夢から覚めての
うつつが怖い
夢見る人の
うつつもまた夢
上気した額に
甦る
小さな記憶の
意地悪が
紫の帳の中で
2019-06-10 22:12
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